[書評] 『はじめてのUIデザイン』 iOSとAndroidのUIの話
2ヶ月くらいのAndroid研修を終えて思ったことつらつら。
会社の先輩からプロジェクトに入る前にとオススメしてもらって読んだ本がある。
PEAKS(ピークス)|はじめてのUIデザイン
https://peaks.cc/books/ui_design
目次
1章 はじめに (吉竹 遼)
- 1-1 なぜ今UIデザインなのか
- 1-2 この本で学べること
- 1-3 デジタルプロダクトにおけるUIデザインの変遷
- 1-4 UIデザイナーは何をする人なのか
- 1-5 UIデザイナーが関わるメンバー
2章 UIの見える部分を学ぶ (池田 拓司)
- 2-1 コンポーネント
- 2-2 ビジュアル要素
3章 UIの見えない部分を学ぶ (上ノ郷谷 太一)
- 3-1 UI デザインの前に
- 3-2 情報設計とは
- 3-3 ペルソナを動かすシナリオを作る
- 3-4 必要な要素を整理する
- 3-5 UIモデルの設
- 3-6 ペーパープロトタイピング
4章 UIが機能する環境を学ぶ (元山 和之)
- 4-1 アプリケーションのデザイン
- 4-2 Webサービスのデザイン
5章 UIをデザインしてみよう (吉竹 遼)
- 5-1 UIを作る(1)情報を UI に落とし込む
- 5-2 UIを作る(2)デザインツールについて知る
- 5-3 UIを作る(3)一貫性を意識してプロダクトの質と作業効率化につなげる
- 5-4 UIを作る(4)具体的な制作プロセス
6章 UIデザインができたら (宇野 雄)
- 6-1 体験をデザインする
- 6-2 開発者と連携する
- 6-3 運用を考える
7章 UIをデザインする前の心得 (坪田 朋)
- 7-1 サービスを作る
- 7-2 サービスコンセプトの検証
- 7-3 サービスロゴの制作の心得
- 7-4 これからUIデザインを始める方へ
iOSとAndroidは似たようなコンポーネント(画面部品)でも、
微妙に命名が異なっていたり、意味合いが違っていたりすることがある。
例えばiOSのNavigationBarがAndroidではActionBarあるいはAppBarといった具合に。
この本を読んで、iOSとAndroidのUIコンポーネントの違いと、実装する上でのコンポーネントの使い方についてわかった気がする。
もちろんそれだけではないが、UIやビジュアルについての疑問点はかなり解消されたと思う。
▼どんな人におすすめか
・UIデザイナー
特に初学者のアプリエンジニアは一度読んでおいたほうがいいと思う。
▼どんなところで役立ちそうか
クライアントと仕様を固めるときのデザインのすり合わせや折衝の時に使えそう。
他にも社内のandroidエンジニアやiOSエンジニアで共通のアプリを開発している時に、認識の齟齬がないようにUIについて話すことができそうだと思う。